桐山 南関ラインの絆で記念初V

2014年08月18日 14時00分

記念初Vの桐山はタレントのKONISHIKI(右)と記念撮影

 小田原競輪開設65周年記念(GⅢ・北条早雲杯争奪戦)は17日、最終日を開催した。決勝は南関ラインの結束力を武器に強敵を打ち破った桐山敬太郎がうれしい記念初優勝。暑熱のバンクを“熱い”人間模様が鮮やかに彩った。

 5月平塚記念では南関5人で結束したものの優勝をつかめなかった。「その悔しさはすごくありました。でも平塚は絶好調で“取る”という気持ちだったけど、今回はよく決勝に乗れたなという状態で…」。中3日続きの配分。しかもGⅠや地元戦を経るスケジュールで、心身ともに疲労感に包まれていた。助けてくれたのは南関ラインの仲間だった。

「完全におんぶにだっこでした。とにかく根田(空史)についていって、あとは行けるところから踏む。林(雄一)さんも最高のタイミングで仕事をしてくれていた。準決でお世話になった片寄(雄己)さんの分までの気持ちもありました」

 一昨年からGⅠで活躍できるようになり、昨年はもう少しでGⅠ決勝の大舞台にも進めそうだった。「記念優勝とGⅠ優勝のどっちが先かなと言われていた。普通に順番通り記念が先でしたね(笑い)。一段ずつ階段を上がっていければ」とさらなる高みを目指す。

 個人のレベルアップとともに、南関ラインの絆が強まったことも今開催は大きな意味があった。南関の核弾頭から精神的支柱に成長している桐山が、価値ある記念優勝を手にした。


【決勝VTR】浅井康―村上博―南修二、新田祐―柏野智、根田空―桐山敬―林雄一、笠松信で周回。根田が青板BSで先頭に立ち赤板から踏み上げる。浅井7番手に立ち遅れる。新田の1角まくりを合わせて番手まくりの桐山が優勝。新田が2着に入る。