【川崎競輪・桜花賞】“北九州の修羅レーサー”松尾透が意識する2人のスーパースターとは…

2021年04月09日 14時50分

松尾透は2人の男の背中を追っている

 川崎競輪場で開催中の開設72周年記念「桜花賞・海老澤清杯」(GⅢ)は9日、2日目を迎える。二次予選7Rに出走する松尾透(36=福岡)に気合が乗っている。

 初日(8日)の一次予選2Rは最終BS後方7番手から、直線で2着強襲と鋭い脚を見せた。「久しぶりにいいっすね」。一時期は競走得点100点は軽く超え、来期はS級1班の点数を取ったほど。だが近況は思うような走りができていなかった。

 刺激を与えてくれたのは2人。まずは同期96期の守沢太志(35=秋田)だ。「全然、追いつけないところにいますけどね、今は(笑い)」。S級S班にまで上り詰めた同期の活躍に、オレもの気持ちは高まるばかり。戦いへの気持ちはあふれる。

 そして「前検前日も行ってきたんです」とある場所へ訪れたことを話す。もう一人の目指す存在は元プロ野球選手のイチローだ。体の動かし方を学ぶべく「来期1班になるので、体をつくり直し定寸です。それで初動負荷を取り入れました。福岡にあるんですけど、そこに前検前日もいってトレーニングしてきました」。開催直前まで、自分の肉体と向き合うことが初日の好走につながった。

 仁義を重んじる性格で、若干の堅苦しさが成長を妨げる面もあったが、今はもう2人の背中を追いかけ、がむしゃらに前進するのみ。二次予選7Rは山崎賢人(28=長崎)―大坪功一(43=福岡)の後ろ。九州3番手でその役割を果たし、準決の切符をつかむ。

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