【名古屋競輪・ミッドナイト】花村直人 待望の優出に「まだやれる」

2021年04月09日 13時26分

ベテラン健在をアピールする花村

 ミッドナイト開催の名古屋競輪(FⅡ)は9日、最終日を迎えた。8Rでチャレンジ決勝、9RでA級1、2班決勝が争われる。

 チャレンジ決勝は林敬宏(29=愛知)、小浦凪(21=岐阜)、梁島邦友(21=茨城)の117期ライバル対決に注目が集まるが、ベテランだって負けてはいない。花村直人(51=三重)が中高年に元気を与えるエネルギッシュな走りで1年10か月ぶりの優出を果たした。

 準決3Rではマークした小浦のまくりに一旦は離れかけたが、懸命に外を踏んで3着に入り決勝の切符を手にした。「めっちゃうれしい。決勝に乗れて良かった。それ以外の何物でもないです」。そう話す表情には喜びがあふれていた。

 活躍の予兆はあった。「名古屋に来る前に伊藤裕貴(29=三重)にセッティングのアドバイスをもらったら、それから練習のタイムが出だして良くなりました。自分は一人では練習はせんタイプだし、三重の先輩と後輩のおかげ」と仲間に感謝する。
 
 決勝は同地区の林と小浦が折り合わず、それぞれ自力を宣言。ハムレットの心境だった花村は、競走得点を物差しに林の番手を選択した。「まだやれるんかなと思うとホッとします――」。喜びを力に変えて日の出の勢いの若手レーサーに必死に食らい付く。

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