名古屋ミッドナイト競輪(FⅡ)は7日、開幕。チャレンジ(4レース制)とA級1、2班戦(5レース制)それぞれで3日間激闘が展開される。

 チャレンジのV候補・小浦凪(21=岐阜)は前場所の豊橋で8連勝までこぎつけながらも、決勝では4車結束で包囲網を敷いた近畿勢に先行を許し、追い上げむなしく5着。特昇へあと一歩届かなかった。

「悔しかったです。気持ちで負けましたね。力勝負するべきでした。先行する気持ちの強さがなかったです」 

 期替わりとなる7月からのA級2班昇格はすでに決まっているが「なめられたくないし、番組も楽になるだろうから、少しでも数字を上げて1、2班戦でスタートしたい」と、あくまでも特昇にこだわる姿勢は変わらない。

「負けて気持ちは楽になったし、また一から頑張ります。周りからも『今の調子なら大丈夫やろ』って言われました。特昇へのマジック『9』と書いといてください(笑い)」

 名古屋から再び小浦の進撃が始まる。