【和歌山競輪・S級シリーズ】新田康仁 踏んだり蹴ったりの近況も強い感情をパワーに変えて突き進む

2021年04月06日 17時57分

ダブルパンチの新田康仁が巻き返しの一戦だ

 和歌山競輪のS級シリーズ(FⅠ)が7日に開幕する。7RS級予選の新田康仁(47=静岡)は前場所の地元戦(伊東S級シリーズ)の話題に及ぶと思わず苦笑い。

 初日こそ同県の後輩、望月一成(24)マークから突き抜け幸先いいスタートを切ったが、準決は渡辺雄太(26)の番手を渡部幸訓(37=福島)に競られて4着。決勝進出を逃してしまった。「暗黙のルールっていうか。俺、地元に競ったことないんです。今、そういう考えってもうないのかな…」と冷静に話を進めるも、次第に熱を帯びていく。この話には伏線があったのだ。

「宇都宮GⅢ(3月・国際自転車トラック競技支援競輪)決勝の並び。あれは自分が竹内雄作(33=岐阜)の番手を主張できたんだけど、幸訓が『(点数で)番手を回っていいですか?』って。点数も無かったし、まあそこは譲った。そうしたら幸訓が優勝でしょ。あの時に『貸しイチ』って言っておいたんだ。それなのになぁ(苦笑)」。新田といえば南関地区に超が付くほど貢献してきた大スター。踏んだり蹴ったりの近況に愚痴のひとつも言いたくなる。

 7Rは近藤夏樹(33=千葉)マーク。強い感情をパワーに変えて猛然と突き進む。

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