<船橋オート廃止報道>怒りの選手側は存続署名活動も

2014年08月06日 11時57分

会見した永井船橋選手会支部長(右)と早船副支部長

 船橋オートレース(千葉県船橋市)が2015年度(平成27年度)までで廃止されるという報道を受け、全日本オートレース選手会の永井大介船橋支部長(37)ら選手が5日、船橋オートレース場で会見を開いた。

 関係者によると、レースを施行する千葉県と船橋市が売り上げ減少などによる低迷が長引く中で、スタンドやコースの改修費用、土地施設の賃貸費用を捻出していくのが困難と判断し、廃止の方針を固めた模様だ。

 永井選手は「選手会と競走会より施行(船橋市、千葉県)に対し、平成27年度の全場の特別GI、GI、GIIの賞金削減、および入着賞金から3%の選手会費を徴収し、船橋オート事業の費用負担案を提出している。にもかかわらず、それを無視し一切の相談もなく28年度以降の廃止を決定したことは認めることはできない」と反対の意思を表明した。

 さらに「現場で命をかけて走っているのは選手。現場の人間と話し合いのなかでなら分かるが、勝手に決められるのはおかしい」と憤りを見せた。今後は署名活動などで廃止撤回への行動を取っていくこともありそうだ。

 しかしながら、前途は厳しい。千葉県公営競技事務所によると、存廃については「船橋市、関係団体と調整中であるのが現状」というが、船橋市財政課の担当者の話では、7日に行われる小型自動車競走運営協議会で「27年度末で廃止の方向で関係者と協議し、12日に千葉県と合同で記者発表する予定」としている。

 船橋オートレース場には廃止反対の電話も殺到しているというが選手・ファンの声は施行に届くのだろうか。