【福井競輪・S級シリーズ】小畑勝広「終わったと思いました」強靭な地脚で準決へ

2021年04月01日 18時38分

S級初決勝進出を狙う小畑勝広

 福井競輪のS級シリーズ(FⅠ・フェニックスカップ)は2日が開催2日目。初日のS級予選でキラリと光る走りを見せたのが、8R2着の小畑勝広(21=茨城)。何度も絶体絶命の状況になりながら、諦めずに踏んで勝ち上がった。準決勝10Rも強靭な地脚に要注目だ。

「厳しかった。終わったと思いました」とはレース後の小畑の第一声。内に入った渡辺豪大(31=静岡)に気付かず、飛ばされて最終ホームは外併走に。その後も渡辺から最終バックまで執拗なけん制を受けて、ずっと外を走り続けることとなった。普通なら完全に終わるパターン。それでも小畑はあきらめずに踏み続け、3角過ぎから再度上昇。最後も歯を食いしばって踏み、2着に入った。

 ずっと続いた外併走については「普段街道で練習しているし、地脚なんで」と涼しい顔。それ以上に口に出たのがレースの組み立て。「もうちょっと踏むところで踏んでおかないと。もう一つ上にいくと瞬殺されていますね。メリハリをつけないといけないことがわかりました」。反省の弁と同時にこの先に向けてやるべきことを体で感じ取ったようだ。

 今期S級に昇級。1着も多く、点数も上がってきた。準決10Rは特選メンバーの宿口陽一(36=埼玉)に前を任された。「(宿口の前で)緊張します」。心地よい緊張感を楽しんで持ち味を存分に発揮すれば結果は自ずと出るはず。宿口の援護を受けて、自身初となるS級決勝の切符を狙う。

関連タグ: