【松山競輪・ミッドナイト】大西祐が番手戦に目覚める?「余裕があって周りが見える」

2021年03月24日 13時38分

ニュー大西が決勝でどんな走りを披露するか

 松山ミッドナイト競輪「チャリロト杯in松山」は24日が最終日。9RのA級1、2班戦決勝は大西祐(34=香川)に注目。強烈なタテ攻撃で実績を積み上げてきた男が3日間番手回り。新たな自分を見いだそうとしている。

 大西祐の代名詞といえば強烈なまくり。それを武器にS級優勝を果たし、特別競輪でも勝ち星を挙げてきた。そんな大西が心境の変化をうかがわせたのが前検日。初日特選の中四国は大西と宮本佳樹(47=香川)、山本奨(32=岡山)の3人。山本は追い込み転向を口にしていることから大西がラインの先頭と想定されていた。

 ところが、「今まで番手を回った時は状態が悪かった。いい時に回ったらどんなものだろう」と来場前に山本に連絡を取り、番手回りを願い出たと言う。前検日は「(番手で)ぶざまな姿を見せるだけですよ」と謙遜していたが、なかなかどうして。初日特選は最終ホームで森川康輔(23=岐阜)に対して横の動きを見せ、準決は任せた横内裕人(29=愛媛)が行けないと見るや番手発進に切り換え、後位の橋本勝弘(38=愛媛)とワンツーを決めた。

 番手の仕事は本人的に充実感もあるのだろう。レース後は「前のレースが落車で時間が短くてドキドキした。レースでは状態がいいので心理的に余裕があります。前も後ろも横も見えています」とイキイキとした表情で語ってくれた。

 9R決勝は吉岡伸太郎(27=愛媛)の番手。「暴走しなくていい。(吉岡)勝てる競走をしてくれれば」と語るが、どこかで前に出ないといけないメンバー構成。流れを見定めて橋本と再度ワンツーを決め、来期から復帰するS級戦に向け、新たな一面をアピールする。

 

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