【前橋競輪・ミッドナイト】平原啓多が〝自力自在〟に戦法をチェンジ!

2021年03月19日 23時38分

「これからは基本的に自分でやる」と決意した平原啓多

 前橋競輪ミッドナイト(FⅡ)が19日に開幕した。予選5Rは土田武志(21=茨城)の先行に乗った平原啓多(36=埼玉)が、絶好展開をモノにして白星スタートを決めた。

 平原はある決意を胸に今シリーズに臨んでいた。「これからは、また自力も出していこうかなって思っているんです…」。A級上位の自力として長い間、奮闘していたが、どうしてもあと一歩のところでS級点が取れなかった。そこで自力に見切りをつけ、追い込み修行を始めたのが2年以上前。ただ、成績は下降する一方だった。

「勉強だと思って他地区の3番手を回ったり、2年以上我慢していろいろやったけど…。しかも今は7車立てがメインで、7車の3番手はなかなか厳しい(苦笑)。それならもう一度、自分で動けるようにしようかなって。バリバリの自力に戻すわけじゃないけど、バック数とかもつけて自力自在にやっていこうと思うんです。前検日に女屋(文伸・43=埼玉)さんにそれを話したら『初日は前を任せるから。関東でまとまって頑張ろう』って言ってもらえて、恵まれました(笑い)」。

 初日は番手で〝楽をした〟格好だが、余裕のある動きを見れば、自力の番組でも十分に戦えそうな雰囲気だ。しかも今回は強力な武器も持参している。

「兄貴(平原康多・38=埼玉)が練習で使っていたフレームをそのまま借りて持ってきたんですけど、自分に合っているのかかなり感じが良いんです。セッティングとかも兄貴が出したやつなんですけど、これなら準決でも楽しみですね(笑い)」

 来期こそS級点を取るために、と戦法チェンジの道を選んだ平原の快進撃がここから始まる。

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