【宇都宮競輪・トラック支援】“競輪国宝” 神山雄一郎にして “競輪の神様” の背中は「見えてこない」

2021年03月19日 18時56分

初日のS級予選を制した神山雄一郎

 宇都宮競輪場で開催されている「第12回国際自転車トラック競技支援競輪」(GⅢ)は20日、2日目を行う。初日(19日)のS級予選11Rを勝利し、通算勝利数を882勝とした神山雄一郎(52=栃木)が地元ファンへの思いを語った。

「天候も良くて、お客さんも入ってくれてうれしかったね。最近は地元でいいところを見せることができていなかったし、少しは応えられたかな」

 かつては地元の宇都宮を走れば連戦連勝。ファンの絶大な期待に応え続けていた。だが近年は思うようにいかず、厳しい結果となることも多かった。

 初日は任せた山岸佳太(31=茨城)が力強い走りで主導権を奪った。「最終BSで踏み直していたので、こっちも脚を使った。抜けるチャンスがあれば、と思っていたらうまく抜けて良かったよ。前回からいい感じだね」。うれしい1着は現役選手では抜きんでた882という数字になった。

 先日亡くなった「競輪の神様」こと松本勝明さんは歴代最多の1341勝。報道陣に「1341という数字が…」と問いかけられると、コンマ1秒の後「見えてこないですよ~(笑い)」と肩をすくめた。

 今シリーズはGⅢ通算100回目、地元GⅢ10回目という記録をかけて挑んでいる。2日目(20日)の準決10Rを前に、「願わくば決勝に乗りたいね」と話したものだが、無論、見据えているのはその先だ。

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