
大垣競輪開設68周年記念(GⅢ・水都大垣杯)は最終日(14日)に決勝戦が争われた。平原康多(38=埼玉)が浅井康太(36=三重)の後位に切り替えて中を割って強襲。2着入線だったが、1着入線の浅井が失格となったため繰り上がって優勝した。GⅢ制覇は1月の大宮以来、通算27度目。
上田尭弥(23=熊本)が最終2角で吉田拓矢(25=茨城)を叩くと、その後ろに浅井が切り替える。平原は吉田を見切り浅井後位へスイッチしたが、なかなか仕掛けられない。そして最後の直線まで待って上田と浅井の中を割った。
平原は繰り上がりの優勝に「歯切れが悪いというか、気持ちが複雑」と心境はイマイチだ。それでも「決勝以外は自分なりにそこそこできた。次につながった」とシリーズを通しては収穫があった。
次は松阪GⅡ「ウィナーズカップ」が控える。「前回の落車で負った腰の痛みはだいぶ良くなってきた。ウィナーズは自力が多いからタテ脚がないと置いていかれる。そこを重点的にやっていく」と目標を定め、脚の底上げを目指していく。
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