大垣競輪開設68周年記念(GⅢ・水都大垣杯)は前半2日間を終了し、3日目(13日)を迎える。注目の一戦は準決勝11R。山崎芳仁(41=福島)が何と平原康多(38=埼玉)の番手を主張した。

 これまで、同地区の自力選手の番手しか回ってこなかった山崎だったが、今年に入り1月久留米の小埜正義(39=千葉)、1月伊東の野口裕史(37=千葉)に付くなど心変わりしている。「今までは同地区の後ろだけでしたけどね。別にそこまでこだわりもないし、これからは付きたい人に付こうかなって。ただ負けても勝っても納得がいく人。平原はそんな選手でしょう。平原の後ろで勉強しますよ!」と初々しく笑った。

 長らく自力で戦い続けてきた山崎が、ライバルとして長らく好勝負を演じてきた平原とまさか連係する時が来るとは…。誰もが意外に受け取るサプライズな並びだった。