【大垣競輪・GⅢ水都大垣杯】山崎芳仁「福島の人間として、こういう時にひとつ(思いを)返せて良かった」

2021年03月11日 15時15分

山崎芳仁
山崎芳仁

 大垣競輪開設68周年記念(GⅢ・水都大垣杯)が11日、開幕した。一次予選5Rは山崎芳仁(41=福島)が会心の打鐘先行で逃げ切り勝ちを決めた。

 別線の巻き返し次第では一旦出して立て直す予定だったが「完全にナメられましたね(笑い)。あの展開で駆けなきゃ自力選手じゃないでしょう」と、長らく自力で戦う男が信念を込めた入魂の走りだった。

 東日本大震災から丸10年がたった「3・11」という節目の日。当時、福島県内で被災した山崎にとっても特別な日だ。「福島の人間として、こういう時にひとつ(思いを)返せて良かった。ファンの人にとってはいつまでも僕は僕(のイメージ)。自分らしいレースで勝てたのがうれしいし、地元の人たちも喜んでくれると思います」

 若さあふれる元気いっぱいの立ち回りは当時のまま。そんな姿をレースで見せ続けることが地元ファンたちへの恩返しであり、山崎にとってもモチベーションを保つ大きな原動力だ。

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