
競輪の黎明期を支えた偉大過ぎるスターが、この世を去った。京都所属だった松本勝明さんが6日、療養中の自宅で悪性リンパ腫のため亡くなった。93歳だった。
松本さんは京都府出身で1949年に選手登録、特別競輪(現GⅠ)7回の優勝を飾った。3191回出走し、通算勝利数は1341。永遠に破られない記録といわれる数字を残した。2着409回、3着286回。現役の1着最多選手は神山雄一郎(52=栃木)の880勝。
1981年に引退した後は、日本名輪界の会長や日本競輪学校(現競輪選手養成所)の名誉教官を務めるなど、競輪界の発展に尽力した。
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