
奈良ミッドナイト競輪(FⅡ)は6日が最終日。メインのA級決勝9Rの注目は引地正人(40=秋田)と鈴木雄一朗(36=東京)の動向だ。鈴木は自力で戦う上でラインを欲しており、同じく1人だった引地のところへあいさつに出向いたが、話し合いの末にそれぞれ単騎となり〝交渉〟は物別れに終わった。
引地は「初日は内、準決は内をくぐって先行。なんか俺じゃないような動きでした。自分も踏めている感じなんだろうし、鈴木君とは別でやろうと言いました」と気配良好であるがゆえの前向きな理由だと説明した。
鈴木は「自分も道中で反応できたし準決なんて本来の自分にはない俊敏な動きだった。いつもなら、後ろに置かれていたかもしれない。単騎は正直やりにくいが一発狙ってみます」と気持ちを切り替えた。
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