【武雄競輪・モーニング】「7車立てにも慣れていない」ベテラン・前反祐一郎に再び波乱の気配

2021年03月05日 17時25分

初日12Rで3連単2万6460円の高配を演出した前反祐一郎
初日12Rで3連単2万6460円の高配を演出した前反祐一郎

 モーニング開催の武雄競輪(FⅡ・サテライト長崎エブリー杯)は6日、準決勝3個レースを中心に2日目を続開する。最終12Rは117期の新人・伊藤旭(20=熊本)が人気だが、初日の12R特選を制した前反祐一郎(47=広島)が再び、波乱の立役者になる可能性もありそうだ。

 初日(5日)12Rの3連単配当金は2万6460円。ベテランが波乱決着を演出した。「空気を入れた」。戦前、タッグを組む大西祐(34=愛媛)に心中覚悟で戦っていくことを伝えていた。その思いに大西も走りで応えた。鐘前からピッチを上げ、逃げ態勢を築くと、後方から巻き返してきた瀬戸晋作(27=長崎)先陣の九州勢を出させない激走。最終4角を2番手で回ってきた前反にとっては、願ってもない好展開になった。

 2月別府初日のレースで落車(滑入)して左手親指を負傷。その影響で前走を欠場し、4日の前検日にも「練習はやっているけど…、にしてください」と不安を抱えていたが「1着を取ってダメとは言えないでしょう」と胸をなで下ろした。

 今期は22年ぶりにA級降格。「まだよく分からない。7車立てにも慣れていない」とまるで〝浦島太郎〟だが、S級へ返り咲くためにも、早い段階での対応力が求められる。2日目(6日)準決12Rは、横内裕人(29=愛媛)を目標に走る。横内が主導権取りに成功なら、ベテランならではの経験とテクニックで、ルーキー・伊藤旭の進撃を食い止めたい。

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