【取手競輪・S級シリーズ】木暮安由 後輩の頑張りとファンの声援に涙ちょちょ切れ

2021年03月01日 14時55分

木暮安由は後輩とファンから力をもらった

 取手競輪S級シリーズ(FⅠ・関東カップ)は1日、初日を行った。まさかの不振にあえいでいる木暮安由(36=群馬)が予選7Rで1着を取り、後輩の頑張りを称えた。

 このレースで前を任せたのは恩田淳平(30=群馬)。長く面倒を見てきているかわいい後輩だ。恩田は前検日に番組を確認すると「やっぱりそうか。そうだと思って、よく眠れなかったんです」と、木暮と一緒のレースに緊張を隠せなかった。木暮としては恩田が持ち味を発揮してくれればと思っていたが、恩田は「やるしかない」の気持ちだった。

 6車立てで、打鐘では先行態勢に入った薦田将伍(23=愛媛)の3番手を恩田が確保すると、そこから4角インガマシ。木暮は「オレならあの3番手でいいやと思っちゃうけどね。それでよかったのに」と話すも、恩田は「いいこととよくないことがありますから」とキッパリ。「残れなかったのはただの力不足ですから」と潔かった。

 今開催はファンの入場もあり、木暮は「やっぱり声が聞こえるとうれしいし、人から見られていると思うと気持ちも入る」と今年初めてファンの前で走った喜びもあったという。前走で感触の悪かった新車から戻し「断然良かった」。後輩の頑張り、ファンからの声をきっかけに必ず復活してみせる。

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