【小倉競輪・ミッドナイト】谷元奎心 亡き友の応援を胸にA級1、2班戦での初優出へ

2021年02月26日 14時12分

谷元奎心が亡き友の思いを背負って激走する

 久留米市営の小倉ミッドナイト競輪(FⅡ)は25日、開幕した。メインの9R特選は山田義彦(34=埼玉)が関根健太郎(30=神奈川)の逃げに乗って勝利。2場所連続完全優勝で今回、特昇挑戦だった野口大誠(31=熊本)の連勝を止めた。26日は7~9Rの準決勝3番を中心に2日目を続開。山本奨(32=岡山)、山田、野口が3本柱を務めるが、7Rでは南九州のルーキー・谷元奎心(20=鹿児島)が亡き友の思いを背負って激走する。

 同じ117期の成清龍之介さん(21=千葉)が亡くなったのを25日の朝に知った。「(競輪選手養成所での)休み時間に一緒に集まっていたメンバーの一人だったのでビックリしました。成清さんにはいろいろ相談したり、頼りにしていた」

 競輪の公式HPで谷元のプロフィルにある友人の項目には成清さんの名前が記されている。今大会の参加前にも連絡を取り、心地よく送り出してもらっていた。途方に暮れたまま、日中を過ごしていたが「最後に(LINEで)『頑張って』の言葉をもらったので、そこを思い出してレースに集中しよう」と初戦に挑んだ。予選6Rは6番手ホームからのまくりでマークの穴井利久(50=福岡)と九州ワンツー。「脚はあんまり軽くなかった」が、本命人気の責任は果たした。

 残り2日間、成清さんの気持ちに応えることが谷元の「できること」という。2日目(26日)準決7Rは後ろに竹元健竜(23=福岡)―穴井がいて九州ラインは3車と充実。他地区と互角に渡り合える構成だ。1月松山で9連勝の特別昇班を果たしてから3場所目の今回、積極果敢な走りで何としてもA級1、2班戦の初優出を決める。

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