【別府競輪】大ケガ克服の山崎翼が地元でビッグチャンス! A級決勝も同県・池部とタッグ

2021年02月22日 22時40分

昨年2月の負傷からカムバックした山崎翼

 別府競輪の「湧くわくナイトレース」(FⅡ)は23日、最終日を迎え、12RでA級決勝戦が行われる。注目は地元の山崎翼(32=大分)だ。大ケガを克服して戦線に戻ってきたスピードレーサーが久しぶりに決勝で羽を広げる。

 決勝の舞台に帰って来た。自慢のダッシュを生かしたまくりを武器にS級にも在籍したことがあったが、昨年2月岐阜の落車で右膝十字靭帯断裂の大ケガを負った。「入院した1週間後に子供の保育園の卒園式だったので、リハビリを頑張って」歩けるようにはなったが、自転車に乗るとなればそうはいかず、約10か月の長期入院。戦線から大きく離脱した。

 レースに戻って来た同年12月別府からも、思うような走りはできず、もどかしい日々を過ごしていたが、復帰7場所目にして時が来た。初日(21日)は同県後輩の池部壮太(28=大分)の逃げを献身的にガードしてワンツー。2日目(22日)の準決10Rでは同県後輩の篠田樹(24=大分)と犬塚貴之(20=愛媛)の叩き合いを見極めて3番手3角からグイっとひと伸び。2019年12月川崎以来となる決勝切符を手にしたのだ。「篠田君が頑張ってくれたおかげ。それ以上のコメントはない」と話したあと「僕の仕上がりは分からない。2人(篠田、池部)がいい展開を作ってくれた」と目を細め、ベスト7を静かに喜んでいた。

 その後の11Rで池部が1着でクリアしたためファイナルでも3たび、同県の仲間とのタッグが実現した。池部がドーンといって山崎を先導するシーンは想像に難くない。男気に応えることができれば、別府バンクのボルテージは温泉のように沸き立つはずだ。

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