広島競輪は22日に準決が行われ、最終日の23日に決勝を争うメンバーが出揃った。

1番車=松本秀之介(20=熊本)117期
2番車=藤井将(26=広島)113期
3番車=仲松勝太(43=沖縄)96期
4番車=川又裕樹(34=鹿児島)97期
5番車=宗崎世連(29=高知)100期
6番車=高田真幸(43=福岡)83期
7番車=和田誠寿(29=広島)103期

 松本秀之介が無傷で勝ち上がりに成功。準決では前受けから5番手に引いて打鐘でアクションを起こすと、尾崎悠生(23=埼玉)の先行を一気に巻き返し、尾崎の番手でV候補の一角だった小林令(25=山梨)のブロックを乗り越えた。「松本君は車間を切っていたので、ホームカマシを狙っているものと思って油断した…」と尾崎が振り返るように「まくりに回ったら小林さんのブロックが厳しいと思ったし、前が流したタイミングで隠れたところから仕掛けようと思ってた」としてやったりの表情。

 気になる状態面も「初日に比べると踏んだ感じも良かった」と上々の仕上がり。人気の中心となるのは間違いなく、最後もしっかりと結果を出して、次走に控える「ルーキーチャンピオンレース」(大垣・3月14日)へ、最高の形で乗り込みたい。