【川崎競輪・GⅠ全日本選抜】「終わった…と思った」腰椎骨折から復帰の柴崎淳 地獄のリハビリ乗り越え輝ける場所へ

2021年02月20日 15時45分

柴崎淳は腰椎骨折から完全復活を目指す

 神奈川県の川崎競輪場で「第36回全日本選抜競輪」(GⅠ)が20日、開幕した。腰椎骨折の大ケガから復帰した柴崎淳(三重=34)は、一次予選3Rで4着とし、辛うじて二次予選に進んだ。

「(渡辺)一成さんに突っ張られない勢いで行ったつもりなんですけどね。突っ張られて終わりました」

 前回の小倉は3連勝の完全Vだが「忘れてください。人の後ろだったし」と話す。小倉では3日とも番手戦で、やはり「自力で動いた時にどうか」が重要という。昨年9月伊東で落車し腰椎を骨折。復帰してまだ5場所目。

「(落車した時は)終わった…と思いました。選手として、腰椎、骨盤、大腿骨の骨折はダメだと思っていたんで」

 落車直後には自ら立ち上がり、走路の内側に避難したが「無意識でしたね」。医者から「立ってはいけない」と厳しく指示されるほど、危険な部位の骨折だった。「入院も地獄、リハビリも地獄」。輝かしい才能を放った天才が、暗い闇に沈んだ。

 しかし同県の後輩・伊藤裕貴(三重=29)も同じケガから復活しており、自分もくじけるわけにはいかないと耐え抜いて、復帰した。現状は好調時には程遠いものの、戻る兆しはある。2日目以降の走りにも注目だ。

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