【佐世保競輪・S級シリーズ】天下一の穴男とは立花成泰のことだ!

2021年02月17日 22時27分

悲願のS級6回目の優勝を目指す立花成泰
悲願のS級6回目の優勝を目指す立花成泰

 佐世保競輪の99サンセットナイトレース「第1回九十九島三姫賞」(FⅠ)は18日、最終日を迎え、激戦を勝ち抜いたベスト7によるS級決勝戦が最終12Rで行われる。

 2日目(17日)メインの準決3番は気温1度という極寒の中で〝死闘〟が繰り広げられたが、初日特選を制した島田竜二(46=熊本)や、準地元の荒井崇博(42=佐賀)、鹿内翔(35=青森)のシード組に115期の伊藤颯馬(21=沖縄)S級初優出の117期・松岡辰泰(24=熊本)のヤングがファイナル進出を果たした。

 決勝は伊藤の先導で荒井が好機を逃さないとみたが、怖いのはその後ろに控える立花成泰(42=岡山)だ。1月にS級復帰して、正規配分では4場所目の今シリーズで見事に連勝ゴール。これまで何十年も穴党ファンを喜ばせてきた好配メーカーが存分に本領を発揮している。

 初日の予選は吉本哲郎(41=広島)のまくりにスピードをもらっての中バンクを急襲して3連単1万8000円オーバー。吹雪で前が見えなくなりそうなハードコンディションだった2日目の準決10Rは積極果敢に仕掛けた平尾一晃(24=長崎)―塚本大樹(32=熊本)の3番手から突き抜けて同2万3560円の好配当を演出した。

「前のおかげ。何も気を使わず走らせてくれた。かぶるのが嫌だったので悪いと思いながら踏ませてもらった」と恐縮しきりも「盆と正月が一緒に来た」と喜んだ。

 S級優勝はこれまで5回あるが「あと1回はしたいんですよね。内藤敦さん(44=岡山、現選手会岡山支部長)が6回なので追いつきたい」と半分本気でアピールする。続けて「最後にしたのは37歳の時、全部、自力(勝負)で取ったので、追い込みで1度はしてみたい」。その決勝は同期の荒井をマークする。

 意思確認を済ませ、この話をたまたま聞いていた荒井に立花はそれとなくラブコールを送ったが、荒井には「オレはあと20回はしたい」と受け流された…。それでも、この2走のデキは出色。気鋭・伊藤がすっ飛んでいき、荒井が早めのスパートになれば、ひょっとして2度あることは3度ある?

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