【向日町競輪・S級シリーズ】山口泰生 逆境乗り越えメンタル充実「それがあって今がある」

2021年02月17日 18時35分

山口泰生

 京都向日町競輪場のS級シリーズは18日、2日目を迎える。

 今シリーズの得点最上位・山口泰生(39=岐阜)は、初日8Rで先行した長尾拳太(27=岐阜)をマークし余裕たっぷりに抜け出した。今年初勝利&初完走を果たすと「長尾を残したかったけど、自分に余裕がなくて…。後ろの三宅(裕武)の音も聞こえたし長尾は3着でも準決に行けるので少し踏み込みました。最近は流れが良くなかったので1着が取れてよかったです」とレース後は安堵の表情を浮かべた。

 昨年12月の佐世保記念決勝で落車(再入7着)。42日間の欠場明けの前場所2月松阪でも、初戦でいきなりの落車と負の連鎖が続いていたが「いい時もあれば悪い時もある」と気持ちを切り替え臨んだ初戦で、最高の滑り出しを飾った。

 当面の目標は6月に岸和田で開催されるGI高松宮記念杯。「ここに来る前は(選考順位は)全体の50位ぐらいだったし、2月と3月の成績をまとめれば出られそう」なら出場はほぼ当確といえる。1年前には半年間のA級落ちを経験したが「そこでS級に戻ったときのために自力勝負したし、何がダメだったかの原因もわかった。それがあって今がある」と言い切る姿には充足感がみなぎっている。

 準決10Rは同地区の目標が不在で「前々自在」を表明。逆境で鍛え上げた脚力とメンタルで、決勝への道をこじ開けてみせる。

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