【豊橋競輪ミッドナイト】森川康輔 愛知勢の競輪仁義に胸を熱くした

2021年02月14日 16時39分

愛知勢の決断に感動した森川康輔

 豊橋競輪ミッドナイトは14日、最終日を迎える。A級決勝9Rは中部勢が4車、結束。森川康輔(23=岐阜)―藤原誠(48=岐阜)―島野浩司(52=愛知)―鈴木伸之(40=愛知)の並びだ。

 岐阜2人の連係は即決だが、別線に強力自力タイプの桜井祐太郎(21=宮城)と尾崎悠生(23=埼玉)がいたことで、島野、鈴木はそちらにいくことも想定された。この2人は豊橋競輪場をホームバンクとしており、やはり地元優勝がほしい。

 とはいえ島野は「桜井君や尾崎君はいるけど、森川君とは連日一緒に走っている。準決はお世話になったし、競輪はここだけじゃない」と、岐阜追走と決めた。「好きなところにいってくれていいよ」と島野は鈴木に話したものだが、鈴木としても「それは…」と、島野や中部との別線は選ばなかった。

 先頭を務める森川はS級でも通用するダッシュを持つ逸材だ。今期はA級での戦いになるが「またS級に戻って頑張れるように」と巻き返しを誓っている。藤原だけでなく愛知の2人まで並ぶと聞くと「気持ちを背負って走ります」とつぶやいた。

 島野と鈴木は他の選手につくことでチャンスを探る可能性もあったが、中部というラインを重視した。目先の利益よりも競輪仁義を通した形で、森川は「カッコいいっすね…。よしっ! ラインから優勝者を出せるように。主導権を取れるように、頑張ります」と責任感をあふれさせていた。

 

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