【豊橋競輪ミッドナイト】桜井祐太郎“トカちゃん”に迫られた過去を語る

2021年02月12日 12時46分

桜井祐太郎がトカちゃんに迫られた過去を語った

 元WBA級世界ライトフライ王者の渡嘉敷勝男氏に似ていることから“トカちゃん”と呼ばれるレーサーがいる。高木隆弘(51=神奈川)は1993年全日本選抜、98年高松宮記念杯、2001年高松宮記念杯とGI・3勝の名レーサーだ。

 12日に初日を迎える豊橋ミッドナイト競輪の優勝候補の一人である桜井祐太郎(21=宮城)が生まれたのは1999年9月12日。トカちゃん全盛のころだ。桜井は高校時代から自転車競技を始めたが「競輪を見始めたのは、2年生、ん? 3年生のころかな」という。

 当時、誰が強かったのか。「新田(祐大)さんがGIを勝っていた感じですね。昔の選手とかはあまり知らないんです」。そんな桜井がGI・3勝レーサーの高木に、ある開催で突然、迫られたという。

「お前、オレのこと知ってるか?」

 町内の商店街のオジサンのような笑顔だったが、何か見えないオーラがある。「す、すみません! 教えてください!」。高木に競輪の話を聞いて、選手としての思いを新たにしたという。

 初日の予選8Rは負けられないメンバー。桜井は今後S級で、GIでの活躍が期待される新星で注目が集まるが、今シリーズの他のレースにはかつての競輪を彩り、今もなお、味わいある走りを見せてくれる選手たちも走っている。

関連タグ: