【川崎競輪・S級シリーズ】絶好調の伊早坂駿一「でも、やるしかない」 決勝も怯まず先行勝負

2021年02月11日 22時04分

神山拓弥とのワンツーでで決勝に駒を進めた伊早坂駿一

 川崎ナイター競輪S級シリーズ(FⅠ)は12日、最終日を迎える。決勝で気配が際立つのは連日力強い先行でアピールする伊早坂駿一(26=茨城)。仕掛け次第ではS級2度目の優勝まで狙えそうな雰囲気が漂っている。

 持ち味全開で先行泣かせの川崎バンクで躍動している。初日は11秒5の逃げ切りで優勝候補の山中秀将(34=千葉)を撃破し、準決はカマシで神山拓弥(34=栃木)とのワンツーをあっさり完成させた。

「初日より重いし、距離も踏まされて(準決は)苦しかったけど、力は出せましたね。自転車も進んでくれました」。やや精彩を欠いた前回の感覚を踏まえ、以前のフレームに交換したのも大正解で「普段ならバックで踏み上げていっぱいになるところがゴールまで踏み切れる」とニンマリだ。

 伊早坂の取捨は比較的分かりやすく、要は先行できるかどうか。自分の形に持ち込めればとてつもなく強い半面、まくりに回されるとアッサリ飛んで大敗するのがこれまでのパターンだ。その意味では加賀山淳(37=千葉)との勝負になる決勝が3日間では一番厳しい。「同型ですからね…。でも、やるしかないので」。臆することなく自分のレースに徹し切れれば、神山を振り切るぐらいの力があることは頭に入れておきたい。

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