【奈良競輪GIII春日賞争覇戦】昨年のGP覇者・和田健太郎 初日特選は「レース勘を取り戻したい」と単騎戦即決

2021年02月10日 16時31分

和田健太郎

 奈良競輪GIII「開設70周年記念」(春日賞争覇戦)は11日に開幕する。

 初日の注目はメインの特選12Rの各選手の並びだ。単騎が3人いる変則的な超コマ切れ戦。S級S班の佐藤慎太郎(44=福島)と和田健太郎(39=千葉)が位置取りに戸惑う、まさかのメンバー構成となった。

 佐藤は「偏ったあっせんと思ったけど、与えられたなかでやるのが俺らの務め」と腹をくくって吉沢純平(35=茨城)を強行指名した。

 関東には鈴木竜士(27=東京)と宿口陽一(36=埼玉)がおり、当初は吉沢との3車連係も考えられたが、佐藤の「竜士と宿口の世話になっているが、ここは主張させてもらう」との一歩も引かぬ分断宣言を受け、別線勝負を選んだ。

 和田は1月の和歌山記念以来、久しぶりの実戦ということもあり「レース勘を取り戻したいと思っていたので」と単騎を即決した。

 他に単騎戦を選んだ村上博幸(41=京都)、小倉竜二(44=徳島)にも思惑がある。彼らに初日から目標がないことも珍しく、村上は「自分で動いて試したいこともあるから問題ない」と前向きに受け入れ、小倉も「しゃ~ない。奈良で9番手はどうにもならん。おしまいや。1車でも前にいるつもり。ここをしのげば二次予選からはいい目標が付くでしょ」と、さばさばしていた。

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