【松山競輪・GⅢ金亀杯争覇戦】落車明けもOK 橋本は初日からエンジン全開

2021年01月20日 18時34分

橋本強

 松山競輪開設71周年記念(GⅢ・金亀杯争覇戦)が21日に開幕する。初日メインの特選には松浦悠士(30=広島)、郡司浩平(30=神奈川)のS班2人を筆頭に豪華メンバーが揃ったが、もちろん地元勢も黙ってはいない。特に3車結束する愛媛ラインの番手を任された橋本強(36=愛媛)の気迫あふれる走りに注目してほしい。

 地元の看板レーサーが21年初戦を地元記念で迎える。昨年は寬仁親王牌(10月前橋)でGⅠ初の決勝進出を果たし、遅ればせながらグレード戦線での活躍が期待されたが、11月小倉GⅠ「競輪祭」で落車。最終戦の広島記念でも事故棄権で終戦。今年こそ真価を問われる一年になる。

 年初の四日市をスキップしたことで、ケガは回復。「練習はしっかりやってきたし、感じも良かったので戦える状態」と胸を張る。思わぬ光明もあった。小倉の落車でサドルがずれていたことに気づいてポジションを修正したところ、乗り心地がグーンとアップ。「親王牌の感覚に戻った」と手応えも上々だ。

 発奮材料もある。昨年の記念は不参加。2大会分の思いを初戦からぶつける気概だ。「毎日、練習しているバンクなので譲りたくない気持ちが強い。勝ちにこだわりたい」

 V争いの前哨戦ともいえる特選は、単騎や即席タッグに目が行くなか、地元勢は前に松本貴治、後ろに渡部哲男と盤石の布陣で臨む。ファンのボルテージを最高潮に導くためにも強烈なさばきで初日からアピールする。