【伊東競輪】海老根恵太ら大量欠場者発生も開催続行

2021年01月17日 16時25分

出場する小林莉子は「3日間しっかり走る」と語った

 17日に開幕した伊東ナイター競輪S級シリーズ(FⅠ)で、地元の渡辺晴智や海老根恵太ら主力を含むS級選手11人が当日欠場する事態が起こった。メンバーの中に新型コロナウイルス感染者との接触が疑われる選手がいたためで、これにより初日の9、10Rは中止。11、12Rは5車立てで行われる。

 9~12日に開催された岸和田GⅢ(和歌山代替)の参加選手が新型コロナウイルスに感染したことが16日に判明。感染者が増える可能性も考慮し、その開催に参加していた選手11人の契約が16日夜に解除された。

 開催か中止か。同じく17日から開催予定の高知FⅠは中止になったが、伊東競輪は開催の判断を下した。開催執務委員長の福西淳公営競技事務所長は「A級、ガールズもあって楽しみにしているお客さんもいる。S級は変則的な形になってしまうが、公正安全が確保できれば開催したいと考えた」と話し「一つ二つとやめてしまうと今後の開催にも影響が出てくる。やめる方向にいくより、どうやったらやれるのかを模索することが大事。昨年4月のように(競輪の)火を消してはいけない」と、開催継続への強い決意をのぞかせた。

 選手からは開催を歓迎する声が多い。関東地区の選手代表を務める須賀和彦(35=茨城)は「いろんな意見があると思うが、僕ら選手ができることは『やる』と決まった以上は気持ちを入れ直してやるだけ。走れなかった11人の思いだってある」。ガールズの小林莉子(27=東京)は「施行者の決断に感謝したい。優勝を目指して3日間しっかり走る」と話した。