【競輪・大宮記念】初戦4着の藤根俊貴 二次予選は「行くだけ」

2021年01月14日 19時23分

藤根俊貴

 大宮競輪東日本発祥72周年記念(GⅢ・倉茂記念杯)が14日に開幕した。地元のエース・平原康多(38=埼玉)は第12R特選で1着と好スタートを切った。2日目(15日)は二次予選6~12Rをメインに展開される。注目は初日のオープニングレースで1番車に抜擢された藤根俊貴(25=岩手)だ。二次予選10RでSS佐藤慎太郎(44=福島)を背にどんな走りを披露するか。

 栄えある初日第1Rの1番車に指名された藤根は喜ぶどころか「朝は苦手だし、今まで全部飛んでいるから…」と前検日は終始、心配そうな表情だった。その不安が的中してしまい、初戦は逃げて4着。辛うじて二予進出の権利は手にしたが「やっぱり全然ダメ」とレース後は肩を落とした。

「僕の一番の課題は気持ち(苦笑)」という、自他ともに認めるマイナス思考の持ち主。初日はこれが完全に悪い方に出てしまったが、逆に気持ちが乗った時には点数以上の破壊力を見せる。

 そんな藤根の二次予選の番組はSS佐藤慎太郎の〝ウマ〟。番組発表前は「102点の僕にはそんな大役務まらない。ないでしょ」と笑っていたが「本当になっちゃいました…」とぼうぜん。再びネガティブモードに突入しそうになったものの「本線じゃん!」、「駆ければ残してもらえるじゃん」と周囲から声をかけられて「確かに!(笑い)。こうなったら行くだけだし、余計なことを考えない分、いいかもしれませんね」。そう話した藤根の表情は、前検日とは見違えるほど自信に満ちあふれていた。