今回の「深谷知広の競rin世界挑戦」は、2021年を迎えるにあたり“2つの深谷知広”として、これからの行動や目標を探っている。愛知籍から静岡籍に移るという大きな決断をした深谷の一年に注目だ。

 みなさんあけましておめでとうございます! 今年も一年よろしくお願いします。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で生活に大きな変化が起こった激動の一年でしたね…。今年はこれからウイルスが収まっていくのか、さらに爆発するのか、それに対して世の中がどう変化していくのか、どちらにしろさらに大きな変化が起こっていく一年になると思います。

 だからこそ、それを見極めて変化に適応できる力をつける年にしなくてはなりません。そのために“2つの深谷知広”を考えていきたいです。

「競輪選手 深谷知広」

 としては、昨年から取り組んでいる競輪開催ごとに行っている医療機関への寄付を行いつつ、さらに何ができるのかを考えて行動すること。今年から静岡支部登録となり新しい地区での信頼関係を構築していくこと。そしてずっと遠ざかっている「優勝」をすること。

 これを目標に頑張りたいと思います。

「自転車競技者 深谷知広」

 としては、延期になった2020東京五輪内定組の選手のサポートをするとともに、次世代の選手たちの手本となり、パリ五輪までの道を示すことを全力で頑張りながら、自らが最も成長すること。そして結果を出すだけではなく、より多くの方々に応援してもらえるような選手になるために、これからも様々なチャレンジをしていくこと。いろんなものを考えていきたいと思います。

 ツイッターで告知した2020世界選手権の選手パスカードの応募方法ですが…。応募方法はまた後ほどSNSなどで告知します。

 ☆ふかや・ともひろ 1990年1月3日生まれ、愛知県出身。169.8センチ、79キロ。桜丘高卒業。競輪のトップ選手で自転車競技の日本代表。