神山拓弥 記念2度目のV

2014年01月22日 13時50分

絶妙の立ち回りを見せ大宮記念を制した神山

 大宮競輪東日本発祥65周年記念(GⅢ・倉茂記念杯)は21日に決勝戦が行われ、神山拓弥がまくりに転じた藤田竜矢をかわして優勝。2011年千葉以来、2度目の記念制覇で今年の大きな飛躍を予感させた。

 地元記念Vを狙う藤田の執念を神山のタテ脚が打ち砕いた。「脚を使っていたぶん、藤田さんのまくりに切り替えてからは余裕がなかったけど、抜けば優勝だと思って目一杯踏みました。勝ててよかった」。レース後は「空気読めよ~」とからかう地元勢に「別線(勝負)だから」とニンマリ返して、2年3か月ぶりに味わう記念Vの喜びに浸った。

 いつも通りの前々の立ち回りで勝機を見いだした。最終HSでは「順番が来たから」といったん前に出て、その上を叩いた新田の3番手を確保。その動きが結果的には新田、平原が叩き合う混戦の流れを呼び込んだ。「全体的に冷静だった。デキもよかったですね」。初日特選、準決と2度にわたり新田を逆転して得た自信も大きかった。

 飛躍を誓う2014年は最高の形で幕を開けた。「6月には地元でGⅠ(高松宮記念杯)もある。年齢的に何度もあるチャンスではないし、しっかり仕上げたい」とモチベーションは明確だ。