【熊本競輪・開設70周年記念】郡司浩平が通算10度目の記念競輪優勝「バックで大外踏もうと」

2020年10月04日 19時30分

優勝した郡司浩平

 熊本競輪開設70周年記念(GⅢ・火の国杯争奪戦in久留米)は最終日(4日)の第12Rで決勝戦が行われ、郡司浩平(30=神奈川)が7番手まくりで通算10度目の記念競輪優勝を果たした。

 後方からの位置取りとなった郡司は「一度、切ってから考えようと」と最初にレースを動かしたが、最終的には逃げる清水裕友の7番手に置かれてしまった。しかし、そこはS級S班選手。「ホームで仕掛けるチャンスが来るかなと思っていたが、松川さんのイン粘りなど、展開を見ていたら三谷さんに行かれましたね。タイミングが遅れましたが、バックで大外踏もうと思ってましたから」。慌てず騒がずに、脚をじっくりと溜めて、バックから渾身のまくり一撃。人気に応えるべく〝強い〟勝ち方を披露した。

 この後は今月の寬仁親王牌(前橋)、11月競輪祭(小倉)とGⅠが待ち受けているが「タイトルを取ることを目指してやってますから」と初戴冠狙いを宣言。今回の熊本記念を初めとして近況の戦いぶりを見る限りはもっともタイトルに近い男であることは間違いない。年末に地元(平塚)で開催される「KEIRINグランプリ2020」(GP)出場へ向けてまだまだ全力疾走を続ける。