【青森競輪・開設70周年記念】新田祐大が優勝!前につけた〝後輩〟高橋を番手まくり「心を鬼にして前に踏み込ませてもらった」

2020年09月29日 18時08分

優勝した新田祐大

 青森競輪開設70周年記念(GⅢ・善知鳥杯争奪戦)は29日に最終日を行い、高橋晋也(26=福島)の先行に乗った新田祐大(34=福島)が番手まくりで優勝。2017年5月の函館記念以来、8回目の記念制覇を達成した。

 2着は新田マークの佐藤慎太郎(43=福島)、3着に松浦悠士(29=広島)が入り3連単は一番人気の決着となった。
 
 前を任せた高橋が主導権を取り切った時点で勝負ありだった。

「(展開は)ベスト。バッチリのタイミングで行ってくれた」

 後輩の頑張りに応えて「バックでは心を鬼にして前に踏み込ませてもらった」と番手まくりを敢行。佐藤を振り切って歓喜のゴールに飛び込んだ。
 
 東京五輪出場を目指し、ナショナルチームの活動が中心だったため、記念競輪への参戦は意外にも3年ぶりだった。

「GⅢはなかなか走る機会がないし、いい経験ができた」。シリーズリーダーとして4日間、責任を持って走り続け、結果も出した。
 
 今回の優勝で賞金を加算させ、年末の大一番であるKEIRINグランプリ(平塚・12月30日)出場へ一歩近づいたが「まだ圏外だし、グランプリに出るにはGⅠを勝つしかないと思っているので」と意に介さない。とにかくGⅠ優勝でグランプリ出場という気持ちにブレはない。

「次走までの2週間は、ビッシリとトレーニングメニューが組まれていた(苦笑)。しっかりこなして、本番に向かいたいと思います」

 記念Vで勢いに乗った新田が、次走のGⅠ寬仁親王牌(前橋・10月15~18日)でも大暴れする。