2018年平昌五輪フリースタイルスキーの男子モーグルで銅メダリストの原大智(23)は、本デビューとなった今月の大宮競輪の2日目(16日)に落車して途中欠場。しかし、名古屋ミッドナイト競輪(24~26日)の前検日(23日)には元気な姿で登場した。

「スタンディングした時にハンドルがぶつかってしまって…。ケガはさっ過傷がひどかったけど、骨とかは大丈夫。体、強かったんで」と振り返る。そして「今回は初勝利もだけど、決勝に乗って無事に完走したい」と目標を語った。

 モーグル時代も転倒はつきもので「ジャンプで回転し過ぎて、頭から落ちたことがある。背骨についている突起物が折れたことはあるけど、なんてことなかった。ムチ打ちにもなったけど、それもいつものことだったので」と笑い飛ばしていた。体と心の強さを武器に、初日(24日)4Rで初勝利を目指す。