【オールスター競輪】村上義弘 揺るがない“魂の走り”

2013年09月11日 14時00分

【京王閣:オールスター競輪(12日開幕)】京王閣競輪場で「第56回オールスター競輪」(GⅠ)が12~16日の日程で開催される。ファン投票第1位の村上義弘を中心にして、今年のビッグ戦線をリードしている深谷知広、成田和也に浅井康太らのトップスターたちがしのぎを削る。4日目(15日)に行われるガールズコレクションは石井寛子が主役だ。

 村上義は岐阜記念で通算500勝達成を優勝で飾った。当代最高の競輪選手は役者が違う。夏場に崩した調子もきっちり立て直しに成功している。“魂”の走りはみじんも揺らぐことはない。

 深谷も一時期、体調を崩したものの、富山記念後は1か月の時間が取れた。猛練習で仕上げてくる。浅井は賞金の上積みを狙い記念での激走を展開。集中力と責任感は人一倍だけに、今節でグランプリへの視界をグッと広げる。

 新田のパワーが光る。あの伏見をぶっちぎった前走は圧巻だった。新田は日本にとどまるも、渡辺はドイツ遠征帰りで体調面の不安もあるが、2人とも狙うはGⅠ初優勝のみ。山崎と佐藤友は北結束で、優勝はもちろん、賞金の上積みが必須課題だ。成田は落車後でも援護する。

 4年ぶりに神山雄がドリームレースに返り咲いた。番手必定の走りはすさまじいの一語に尽きる。43歳にして信じられない強さを身につけている後閑信一、S級S班の岡田に、京王閣で練習している長塚が地元GⅠに燃える。関東は武田豊樹不在の中、期待がかかる平原も変わらぬ攻めの走りで勝負する。

 近畿勢は脇本もドイツ遠征帰り、藤木、稲垣裕之は落車後で苦戦ムード。しかし村上博は復調気配で楽しみだ。

 九州勢はオリオンに滑りこんだ井上の奮起に期待。四国は超絶差しの小倉竜二と新鋭・原田研太朗の徳島コンビが面白い。