競輪祭夢見る〝アクリル王子〟

2012年06月09日 14時00分

 川崎競輪場で開催されている「花月園メモリアルin川崎」(GⅢ)は9日、3日目を行う。【ドカント発売開催】

 2代目〝アクリル王子〟としてブレークを狙うのが田中晴基(26、千葉・90期)。一昨年7月の寛仁親王牌で同期の浅井康太は前橋競輪場のアクリル板に激突。大けがには至らず〝アクリル王子〟とからかわれながら、気がつけばGⅠ2回制覇の大躍進。

「その流れがあるなら乗っていきたいですね」と先月の全プロ記念大会で浅井と同じようにアクリル板に激突した背中をさする。

 まだ痛みは残っているものの「レースになったら忘れてしまう」と連日果敢な走りを見せている。一予、二予はともに先行で勝ち上がり。準決は何としてもの気合で突破を図る。

「2月の小田原の時に惜しかったので、今回は乗りたいですね。それに決勝で3着までに入れれば競輪祭の出場権もある」と瞳を輝かせる。鈴木裕がダービー、共同通信社杯で決勝に進み、同じ中村(浩士)道場のメンバーとして、オレもと燃えているのだ。

 当所は昨年2月に9連勝特進のスタート地点になった場所でもある。今度はGⅠ戦への殴り込みをかけるスタート地点としたい。準決10Rは静岡両者とは別線で同期の高橋と結束。前2走のように先行でも勝負になるが、この構成なら位置取りに比重を置いてもいい。流れの中で巧妙に立ち回り、3着までに入る。