元プロ野球選手・松谷 歓喜のGⅢ初V

2013年06月10日 13時05分

歓喜のワンツーを決めた松谷秀幸(左)と松坂英司

 小田原競輪場で行われた「花月園メモリアルin小田原」(GⅢ)は9日、最終日を開催した。決勝は好位キープから力強いまくりを決めた地元の松谷秀幸がGⅢ初優勝。松坂英司と歓喜の花月園ワンツーを決めた。

 

「花月園メモリアル」は今回で4回目で、前3回は他地区の選手が優勝していた。ようやく“花月園”の選手がそのタイトルを手にし、地元勢は喜びを爆発させた。

 

 今節はプロ野球選手から転身、競輪選手になるにあたりすべてにおいて世話になった師匠の佐々木龍也が無念の病気欠場。「師匠からオレの分まで頑張ってこい、と言われていたので本当にうれしい。でもまさかGⅢを勝てるとは思ってなかった」と驚きを隠せない。

 

 番手の松坂は「松谷とはこれまでずっと連係がうまくいかなくてこれでやっとトントンくらいかな。いや、まだだね。競輪祭でさらに」と笑う。実績ある松坂に任されると気負いすぎて失敗することが多かったが、その経験を大一番に生かすことができた。

 

 これで11月のGⅠ競輪祭の出場権を得た。「どこでやるんでしたっけ。あ、小倉か。いつもそうですよね。ハハハ」の初々しさ。プロ野球での活躍の道をケガで断たれた苦労人が、競輪で大輪の花を咲かすための大きなステップを踏んだ。

 

 

半世紀ガールの挑戦と戦力外からの飛躍