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【朝日杯FS】藤沢和厩舎“もう一つの矢”ファストアプローチ 1勝馬でも軽視禁物


ファストアプローチ

【朝日杯フューチュリティS(日曜=17日、阪神芝外1600メートル)dodo馬券】阪神ジュベナイルFに続いて、日曜の阪神競馬場では2歳牡馬のマイル王決定戦・第69回朝日杯フューチュリティSが行われる。昨年の勝ち馬サトノアレスを送り込んだ藤沢和雄厩舎は今年、2頭で参戦。人気を集めるのは4戦3勝のタワーオブロンドンだが、その陰に隠れて虎視眈々とスターの座を狙うのがファストアプローチ。人気薄の激走を要警戒だ。

 今年ついに厩舎悲願のダービー制覇を成し遂げた藤沢和厩舎。一時の勢いが戻りつつある名門は、今年の2歳勢も好調。すでに8頭が勝ち上がっており、4頭はオープン馬。管理馬の質の高さは東西を合わせてもトップクラスだ。目下のところは前走のGII京王杯2歳Sで後続を2馬身もちぎって楽勝したタワーオブロンドンが大将格だが、当然、重賞V候補生はまだまだ潜んでいると考えるのが妥当。

 その急先鋒がファストアプローチ。緩さを残していた上、直線で何度も前が詰まる不利があったデビュー戦こそ4着に敗れたが、その後は3戦3連対と常に上位争い。とりわけ、札幌2歳Sでは先週の阪神JFで1番人気(9着)に支持されたロックディスタウンとクビ差の接戦。大外枠だっただけに終始、外々を回らされたロスを踏まえれば勝ちに等しい内容だった。

「続く芙蓉S・2着も非常に惜しい内容。勝った馬はインをうまく回っていたように要は内外の差。決して力負けではありません」と津曲助手が振り返る。2戦2勝で大器と噂されるサンリヴァルに0秒2差なら大威張りだ。「これまで負けた相手は弱い馬ではなかったし、どんな競馬場でも崩れなかった点は評価できる」。GI参戦でも臆する気持ちは、みじんもない。

「いろいろな距離を経験してきたことは今回のレースを使うにあたってメリットしかないと思うし、ダイナミックなフォームだから阪神の外回りのような広いコースはベストでしょう」と同助手。
 舞台設定は申し分なく中間の調整も至って順調なようで「早めに帰厩して順調に乗り込んできたし、動きも文句なし。馬の雰囲気は本当にいい。期待を持って臨みたい」と力強く締めた。

 厩舎2頭出しは人気薄が狙い目なのは昔からの定説? そもそもファストアプローチの分厚い戦績は他の人気馬に見劣らないもの。1勝馬ながら軽視は禁物だ。

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