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蛯名正義「“いい時期”だからこそJRAは勇気ある改革を!!」


宝塚記念を勝利し、プレゼンターの笑福亭鶴瓶(右)に抱きつく蛯名

 東スポ読者の皆さん、2016年の応援、ありがとうございました。17年も、1年間よろしくお願いします。

 

 16年を振り返るとオレ自身の成績は前後半で明暗がクッキリ分かれてしまった感じ。上半期は皐月賞(ディーマジェスティ)、宝塚記念(マリアライト)とGIを2勝させてもらったのに、下半期は交流GIを1勝(JBCレディスクラシック=ホワイトフーガ)したのみ。むしろ大きなところで期待を裏切ってしまうケースも多かった。

 

 個人的にはベストを尽くしたつもりだが、プロの世界は結果が大事。17年はもっともっと努力して、よりいい成績を残せるように頑張ります。ちなみにオレはとり年で、17年は年男。何かいいコトあるんじゃないかって? う~ん、そうはいっても肝心のお手馬がなぁ…。でも1年前を思い起こせば当時はまだディーマジェスティは1勝馬だったし、マリアライトが牡馬相手にGIを勝つなんて想像していなかった。そう考えると、黙々と仕事をこなしていればチャンスは巡ってくるのかもしれないね。

 

 一方、競馬業界は16年もいい年だったと言えるだろう。堅調に売り上げを伸ばして、競馬場でも活気を感じることが多い。主たる要因はよく分からないけど、例えば夏のセレクトセールに行ってみたりすると、最近は新規の馬主さんが本当に多い。競馬に対して興味や魅力を感じてくれる人たちが増えているのは確かなんだと思う。

 

 そういう右肩上がりの時期だからこそ、JRAにはファンや関係者をガッカリさせてほしくないね。例えば秋のマイルCSでも、大きな物議を醸した裁決の話。現行の“ヤリ得”ルールで本当にいいと考えているのか。ほぼ到達順位通りに決まるため、払い戻しのうえで分かりやすいというのは認めるが、被害を受けた馬の関係者、その馬券を買っていたファンの気持ちが置き去りにされているのは看過できない。騎手を騎乗停止にするだけでは抑止力にならないし、被害者の気持ちを救済することにはならないだろう。“公正”が売りのJRA。まして今のような“いい時期”だからこそ勇気を持って改革してほしい。

 

“改革”という意味でJRAに拍手を送りたいのは16年秋から始まった海外馬券の発売。ほんの10年前にはとても想像できなかったが…。いろいろな障壁はあったと思うけど、それらを乗り越えて実現したのは本当に立派。メディアも熱心に取り上げてくれているし、ファンの皆さんにとっても“世界の競馬”がどんどん身近なものとなっていくことだろう。

 

 それからジョッキーの立場から言わせてもらうと最近は馬場コンディションがすごくいい。とりわけ適度にクッションの利いた中山の芝は本当に素晴らしい。東京だって以前のような“硬く”“速い”馬場ではなくなった。例えばキタサンブラックの16年のジャパンC。ちょっと前までは最終日にもかかわらず直線で内ラチ沿いを走った馬がたくさん上位に来ていたでしょ? しかし今回は逃げたキタサンブラックがラチ沿いから何頭分か空けた進路取りだった。あれこそが自然で公平な馬場だと思う。最終週で内が荒れているのは当たり前。そのうえで各騎手のコースだったり、各馬の個性を競うのが“競馬”だと思うんだ。

 

 今後もJRAにはファンの皆さんの期待を裏切らないよう、楽しい競馬を提供してほしい。別に上から目線で言うわけじゃないけど、先に書いた2例は「やればできるじゃん! JRA」と感心した出来事だったから。当然、自分たちジョッキーも襟を正して、ファンの期待を裏切らないように努力していかねばならない。まぁ騎乗ミスに関しては、誰もわざとやってるわけじゃないから、多少は大目に見てほしいけど(苦笑い)。

 

 そんなわけで皆さん、17年も競馬を、東スポを、そして蛯名正義を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

★プロフィル=えびな・まさよし 1969年3月19日生まれ、北海道出身。87年に騎手免許を取得。2016年はマリアライトとのコンビでGI宝塚記念を優勝。王者ドゥラメンテを破るサプライズVで競馬ファンをあっと言わせた。さらにディーマジェスティで皐月賞など重賞3勝を挙げ、2月にはJRA通算2400勝を達成。相変わらずの存在感を誇示した。01、10年に最多賞金獲得騎手。仏GI凱旋門賞で2着2回。

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