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後藤浩輝騎手「メモリアルセレモニー」 ファン2000人が別れ


後藤騎手のパネルを掲げる騎手たち

 2月27日に死去した後藤浩輝騎手(享年39)のメモリアルセレモニーが5日、中山競馬場で最終レース終了後に行われた。

 ファンを大事にした後藤騎手らしく、朝から雨が断続的に降り続ける悪天候にもかかわらず、約2000人のファンが集まった。

 黙とうに続き、師匠の伊藤正徳調教師、騎手時代の同期・小林淳一氏(現・競馬学校教官)、家族ぐるみで親交のあった三浦騎手が思い出を語り、故人をしのんだ。

 伊藤正調教師は「すごくかわいい子で勉強が好きだったし、歌もうまかった。ただ、よその馬ではよく勝ったけど、うちの馬では下手に乗った」と笑わせ、小林氏は近くで見てきた“ライバル”の姿を「競馬でもファンサービスでもまったく妥協しなかった」と評した。

 続いて全国から集まった3万415人分の記帳・メッセージカードが遺族へ手渡された。妻の麻利絵さんは「これだけ多くの方々に愛され、支えられていたと感じました。(以前)競馬場に戻ってファンの前で引退したいと言っていたので、彼の望みである“引退式”をこうしてさせてもらえることにも感謝しています。これからもみなさんの胸の中で後藤浩輝を輝かせてあげてください」と涙ながらに語った。

 最後には騎手仲間が、中央に置かれた後藤騎手のパネル(ショウワモダンで2010年安田記念を制した時のもの)を囲んで写真撮影。まさに“引退式”さながらにパネルを胴上げして改めて後藤騎手を天国へ送り出した。

 号泣するファンも多かったが、最後には笑いが起こるシーンも。「人を喜ばせることが大好きでサービス精神旺盛だった」(母・聡子さん)という後藤騎手らしいセレモニーとなった。

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