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【秋華賞】アーモンドアイ国枝調教師「アパパネが俺には最後の女~」ではなかった


秋華賞優勝時のアパパネと国枝調教師(右)

【平松さとしの重賞サロン】牝馬3冠をかけ、アーモンドアイが今週末の秋華賞(日曜=14日、京都芝内2000メートル)に出走する。

 過去の牝馬3冠馬はメジロラモーヌ、スティルインラブ、アパパネ、ジェンティルドンナの計4頭。そのうち2010年に3冠馬となったアパパネは、アーモンドアイと同じ国枝栄調教師が管理していた。国枝師は同馬を回顧して語る。

「アパパネは牝馬3冠の他に阪神JFとヴィクトリアマイルも勝ち、GIを5勝したわけですけど、重賞勝ちそのものがその5つ。GIIやGIIIは勝っていません。走るべきところをよく分かっている馬でした」

 初代牝馬3冠のメジロラモーヌが3冠レースばかりでなく、トライアルも全て優勝した時も話題になったが、アパパネは全く逆。チューリップ賞やローズSといった前哨戦はことごとく敗れていた。それでも3つのGIをコンプリートすると、当時、一緒にカラオケへ行った指揮官は「みちのくひとり旅」の歌詞を替えて「アパパネが俺には最後の女~♪」と歌ったものだ。

 あれから8年。しかし師にとってアパパネが“最後の女”ではなかったと思わせる馬=アーモンドアイが現れた。アパパネの時とは一転、桜花賞前はシンザン記念優勝だったし、今回の秋華賞はぶっつけで挑む。3冠馬の育て方を知っている数少ない男が、全く違う臨戦過程を選択したところに矜持とチャレンジ精神を感じさせる。

 そういえばアパパネのオークスは1着同着で、口さがない人からは「2・5冠馬」などと言われたものだ。アーモンドアイはスッキリ勝利して気持ちよく3冠馬となれるだろうか。まさか今度は秋華賞で1着同着なんてことは…ないだろう。

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