昨年のガールズケイリングランプリの覇者で、5月の「ガールズケイリンコレクション静岡ステージ」でも優勝した女王・小林優香(22=福岡)が、脱臼癖のある左肩を手術するため、長期の欠場を余儀なくされることになった。25日、自身のSNSで発表した。

 7月に福岡県内の病院で手術を受けるため、出走予定だった「ガールズケイリンフェスティバル」(7月16日=川崎)は欠場し、ファン投票4位で選出された「ガールズケイリンコレクション松戸ステージ」(8月12日=松戸)も欠場する見込み。

 師匠の藤田剣次(38=福岡)は「医師の診断で復帰には数か月かかると聞いている。選手なのでもう少し早まるかもしれないけど。少し棒に振ってでも早いうちに治したほうがいい。(復帰に向けて)自分もサポートしていきたい」と話した。

 術後のリハビリなどで復帰までに数か月を要する見込みで、年内に復帰できたとしても、連覇を狙うガールズケイリングランプリ(12月28日=立川)への出場は、賞金ランキングでの出場権獲得が難しく、絶望的になった。