玉野競輪のナイターGⅡ「第18回サマーナイトフェスティバル」「ガールズケイリンフェスティバル」は18日、最終日を行った。ガールズ決勝11Rは佐藤水菜(23=神奈川)が制し、2021年8月のいわき平「アルテミス賞」以来、3回目のビッグ制覇を達成した。

 逃げ切り勝ちで3連勝の完全優勝と、最後まで力強さを見せつけた。2年前にナショナルチームに加入し〝二刀流〟に挑戦すると、6月「アジア選手権トラック2022」の女子ケイリンで金メダルを獲得した。

「アジアチャンピオンの称号を背負ったことで、大きな責任が生まれた。勝たなきゃいけないって気持ちが強くなった」と言う通り、アジア選手権から間のない日程で出場した平塚オールガールズに続き、結果を出した。

「今年は2連対、3連対率100%をクリアできる気がするので頑張ります!」

 次走は西武園オールスターのガールズドリームレース(ガールズケイリンコレクション2022西武園ステージ)に選出されており「ドリームに選んでもらえたのはうれしいです。猛暑の中ですがもっと白熱したレースをして、ファンの方たちに目に分かる成長をお見せしたいです。そして、いろんな私を見ていただきたいですね」と意気込む。

 競技との両立でなかなかガールズケイリンに出場する機会は少ないが、一走ごとにより気持ちを込めてファンを魅了していく。