
小田原競輪場のモーニング7「東京スポーツ杯」(FⅡ)が7日、開幕した。7Rのガールズ予選1は尾崎睦(36=神奈川)が人気に応える白星を挙げたが、薄氷を踏むレース運びだった。
初手は前受けした石井貴子(33=東京)の後位に潜り込む。高木佑真(23=神奈川)がカマしてきたことで石井ともがき合いになり、尾崎は内に閉じ込められてしまった。
「下げた方が良かったかも、というのはある。でも初手であの位置を取った以上、下げるのはね。他のレースで下げると思われてしまうし…」
ガールズケイリンはレースレベルが上がり、上位選手たちの実力も拮抗している。上位に居続ける尾崎でも「しっかり考えていかないと」と一戦一戦の大事さを感じている。
ファンをハラハラさせながらも1着で期待に応えたのはスターの証。連戦でも元気ハツラツなのは、愛飲しているオロナミンCのおかげでもあり「オロナミンC、おいしいですよ」と女優・森七菜のようにポーズを繰り出した。
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