【challenge! 新人選手紹介】山本さくら テコンドージュニアチャンプがガールズケイリンに殴り込みだ!

2022年01月26日 14時01分

テコンドーで鍛えた身体能力は驚異的だ(東スポWeb)
テコンドーで鍛えた身体能力は驚異的だ(東スポWeb)

 119・120期のルーキーを取り上げる「challenge! 新人選手紹介」。今回はテコンドーのジュニアチャンピオンからガールズケイリンの選手になった〝バンクの鬼〟山本さくら(20=愛知)を取り上げる。類まれなる身体能力と闘争心を武器に、険しい山を登ろうとしている。

 昨年5月大宮のルーキーシリーズの初日に落車して右鎖骨を骨折してしまった。「実はあれから、ずっといい感触に戻っていないんです。バランスとか体幹とか全部なくなっちゃった感じで」。時折見せる先行での快レースは光るものがあるが、こんなもんじゃない…の思いがある。

 小学校1年生から親しんだテコンドーでは全日本ジュニア選手権で6回の優勝を誇る。全日本選手権で準優勝の実績もあり、この能力を生かせないかと考えていたところ、父からガールズケイリンを勧められた。

 地道に競輪選手養成所で自転車を学び、5月に名古屋のルーキーシリーズで初出走。②①❷の成績で、手応えをつかんでいた。その矢先の大宮の落車、右鎖骨骨折に今も苦しんでいる。

 とはいえ月の小倉ミッドナイト2日目の予選2では逃げ切って3連単40万円超。次節の富山ではなんと逃げ切って初優勝を手にしている。「小倉でいい感じをやっとつかめて、富山ではそのままの感じで優勝できた。でもその後、また良くないんです…」。片鱗を見せ束の間、成績は向上しても感触はイマイチ。それが現状の低迷に直結してしまっている。

 整体や針治療など「色んなことを試しました。でも…」。どうにもこうにも、以前に感じたものが得られず、悩んでいるという。加えて同県の頼れる先輩・斉藤由紀(36=愛知)に教えてもらったピラティスも試してみるつもりだ。「めっちゃきついみたいですけど、体幹が戻るかなって」。体をしっかり戻し、今年こそは真のブレークにつなげていく。

【Q&A】
 ――休みの時は?

 さくら 犬と遊んでます。龍(りゅう)というんですけどまだ9か月くらいで可愛いんです。癒されます。

 ――名前の由来は?

 さくら 昔、おじいちゃんが飼っていた黒い犬が龍という名前だったんです。今の犬も黒いので、同じ龍になりました(笑い)

 ――前の龍は…?

 さくら もう死んじゃいました。

 ――お、おじいさんはお元気で…?

 さくら それが病気になってしまって手術をして、今、治療中であんまり元気ないんです。だから、いい姿を見せて元気になってほしい。そのおじいちゃんは父方で、母方のおじいちゃんは…フフっ。

 ――どうしました?

 さくら めっちゃギャンブル好きなんですよ!(笑い)。昔は無口な感じであんまり話もしなかったんですけど、今は会うとメッチャ話します!

 ――2人のおじいちゃんのために頑張らないと

 さくら そうですね! 頑張っていいところを見せます!

☆やまもと・さくら 2001年6月14日生まれ、愛知県出身。162・4センチ、62キロ。師匠は佐藤亙(42=愛知、85期)

関連タグ: