小松島市営の高知競輪「ミッドナイト競輪アワーin高知」が20日に開幕。同時開催のガールズケイリンでは児玉碧衣(26=福岡)が今年の初戦を迎える。

 4連覇に挑戦した昨年の静岡「ガールズグランプリ」ではまさかまさかの3着だった。「(尾方)真生(22=福岡)の先行一車と思っていたら(小林)優香(28=福岡)さんがいって…。人任せにしたことが裏目に出ました。ガールズGPは何が起こるかわからないと改めて感じました」。極めて苦しい展開の中で3着となったことには「きつかったけど脚力的に良かったので3着にこられた」と一応の評価をした。

 さて、2022年のスタート。「今年一年しっかりと自分の力を出し切ったレースをしたい」と口にした。もちろん、昨年と同じ轍は踏まない。

 今回はフレームも替える。「(昨年11月の)広島からドームでタイムの出るフレームにしました。他の人も使っていて、それを不安要素にしたくなかったので」。おろしたフレームはコーナーで抑えられず、スピードに乗せるのが難しかった。そして踏み方もまったく違っていたと言う。
「今回は20日ほどあったので今まで(広島以前に)乗っていたフレームに戻して練習しました。こっちの方が合っています」
 初日は2Rに登場。勝つのは当然。女王の座を奪還すべく、内容にこだわりながら連勝街道を突っ走っていく。