
大宮競輪の「東京スポーツ杯」(FⅡ)は24日、最終日を行う。ガールズ決勝に勝ち上がった永塚祐子(35=神奈川)が成長を語る。
「デビューしてすぐは緊張で、誰が誰だかわからないくらいだったんです」
持ち味のタテ脚を武器に活躍の場を広げていたものの、レース慣れ、という点ではまだまだだったと振り返る。成長途上の2月小倉決勝で落車。鎖骨、ろっ骨に腰椎の圧迫骨折まで…という重傷を負った。
5月の復帰直後は苦しんでいたものの、ここに来て復調気配に満ちる。前回の弥彦は2、1着で勝ち上がって決勝2着。今回も4、2着で決勝進出とまとまってきた。
「2日目は誰がこうするとか。前を取ったらどうなっていく、とかの読みがすべてその通りだった。見えるようになってきました」
ケガから復活の後、より丁寧にレースを見る、選手の特徴を知るようになったことで、安定感が身についてきた。ガールズ決勝11Rも、強敵相手に、巧みな立ち回りで確定板進出を狙う。
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