川崎競輪ナイターGⅢ「アーバンナイトカーニバル」で行われたガールズケイリン「アーバンナイトヴィーナス」は8日、決勝が行われ、九州期待の大ホープ・尾方真生(22=福岡)がホームまくりで1着。4連勝の完全Vを飾った。

 前回大会(2019年8月)は内村舞織(23=福岡)が優勝、その前年(18年8月)は大久保花梨(23=福岡)と〝藤田剣次一門〟が連覇中で「スタート位置について、自分も勝ちたいって思いました」と同門3連覇に喜びを爆発させた。

 養成所時代からナショナルチーム入りを打診される逸材だが「パリ五輪より、賞金を稼ぎたい」とポツリ。特に買いたいものはないそうだが、何よりも賞金が必要なのはガールズグランプリ出場のため。勇往邁進の新星が、突き進む。