【平塚競輪・ガールズ】五島の酒豪レーサー・出口倫子「お母さんの気持ちに応えたい」

2021年04月27日 16時41分

母・厚子さんにもらったお守りを手にする出口倫子

 平塚競輪場で28~30日の3日間、S級シリーズ(FⅠ)がナイターで開催される。今節は有観客で、初日はガールズケイリンも6、7Rで行われる。来場の際は感染予防を行うなど、十分な警戒が必要だ。

 長崎は五島出身の出口倫子(24=長崎)が、懸命の走りを伝える。1月広島で落車し、左肩の脱臼と骨折という重傷を負った。「まだ治り切ってはいないんですが…」。周囲の人たちの懸命の看護、支援で徐々に調子を上げてきている。

 何より復活のバロメーターとして酒がある。一升飲んでも大丈夫、というほどの酒豪といわれている。さすがにケガをしている最中は「お酒も、コーラとかの炭酸も骨がくっつきづらくなるから、と飲めなかったです」。現在も治り切ってないので、ならば飲めないか。

「ちょっと、飲んでます。ウフフ」。元気が出てきた証拠だろう。そんなミチコのために、母がお守りをプレゼントしてくれたという。「島にある大きな神社のもので」。〝必勝守〟を託された思いを胸に、何としても少しでもいい着を目指していく。

「出かける時にお母さんがくれたんです。名前は厚子です。お母さんのためにも頑張ります」

 予選1・6Rは1番車から「流れを見て」攻める。勝利は厳しい情勢だが、母のお守りを手に一歩一歩、状態を戻していく。その積み重ねが、勝利への道となる。

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